目を閉じた状態で、人差し指で鼻の頭を触ろうとしてみると、見えないはずなのになぜかきちんと位置がわかります。これは実は小脳の働きによるものです。小脳に障害がある場合には、これがうまくできません。
小脳は大脳に比べるととても小さいサイズです。重さを比べると大脳の約10分の1、130グラム程度です。
小脳は文字通り小さな脳です。しかし神経細胞の数でみると大脳よりもはるかに多くあります。大脳皮質の神経細胞は約140億個ですが、小脳では1000億個以上もあります。また小脳皮質は約0.5ミリメートルと大脳皮質の6分の1~5分の1程度の薄さしかありませんが、表面積は大脳皮質の約3分の1と広くなっています。
小脳は平衡感覚を保ったり、筋肉の緊張や運動を調節する機能を持っています。運動が敏感で細かい動きをする生物ほど、小脳は発達をしています。
